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CFDのわからない用語・商品をわかりやすく!!FXだけじゃない!!CFDにおけるスワップ金利
FXの経験がある方なら馴染みがあると思いますが、
CFD取引にもスワップ金利が関わってきます。
スワップ金利とは、異なる通貨を両替した時に発生する金利差のことです。
具体的な例を挙げてご説明しましょう。
為替レートが1ドル120円の時、1000ドルを円に両替するとします。
1ドル120円なので、1000ドルは120000円になります。
この時、円の年利が2%、ドルの年利が8%だったと仮定します。
仮に、1年間日本円のまま120000円を保有した場合、円の年利は2%なので、
発生する金利は2400円になります。
逆に、1年間ドルのまま1000ドルを保有した場合は、ドルの年利は8%なので、
発生する金利は80ドル、日本円にすると9600円になります。
日本円で保有した場合とドルで保有した場合の金利差は7200円です。
これがスワップ金利です。
このように、ある国の通貨を売却して、
別の国の通貨を購入した際に金利差が生じる時、スワップ金利が発生します。
ここで気をつけていただきたいのは、スワップ金利は受け取るだけではなく、
支払う場合もあるということです。
上記の例の場合、円の年利とドルの年利では、円の年利の方が低いですよね。
このように、円の年利の方が低い場合、
円を売却して他の通貨を買う場合はスワップ金利を受け取れますが、
逆に年利が高い通貨を売却して円を購入すると、
スワップ金利を支払わなくてはなりません。
外国の株を購入する場合も、
円を売却してその国の通貨を購入する必要があるため、
日本より高い年利の国の株を購入する時には、
スワップ金利を支払うことになるのです。
しかし、CFDには空売りができるというメリットがありますので、
これを利用して売りから取引を始めれば金利を受け取ることができます。
日本の年利は全般的に海外よりも低い状況にありますので、
スワップ金利の仕組みをよく理解した上で、
空売りを活用して利益を上げるチャンスは十分にあるといえるでしょう。



